ASUS(エイスース)の人気なSIMフリースマホのシリーズに『ZenFone(ゼンフォン)』というものがありますが、2019年、ついにそのZenFoneが6にまで到達しました!
しかも、5の時のようなスペックの住み分け(ハイスペックとかミドルスペックとかいうやつ)もなく、率直に『ZenFone6(ゼンフォンシックス)』としての登場です。
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ZenFone6のスペックは文句なしのハイエンドモデル!
実はASUSからは2018年より『ROG PHONE』というブランドのSIMフリースマホが発売されており、現状ではこのブランドがZenFoneよりも格上、という位置づけとなっておりますし、2019年にはROGPHONE2が、そして2020年にはROGPHONE3が発売されています。
ということで、ZenFone6はASUSの上から2番目のハイスペックモデル、とも言えます。というか、ROG PHONEというのはゲーミングスマホという位置づけですので、ゲームをそんなにはしないユーザーさんにとっては、実際はZenFone6で充分とも言えます(たとえばカメラ性能などの日常使いに関してはZenFone6のほうが格上なようです)。
あまり長い前置きをする前に、さっさと前作の同じポジションのZenFoneとの比較に移りたいと思います。
ZenFone6と比較すべきは前作のZenFone5Z
ZenFone5とZenFone5Zという2つがありまして、Zという文字がつくほうが5シリーズの中では最もハイスペックモデルでした。ですので、今回のZenFone6はZenFone5の後継モデルというよりは、ZenFone5Zの後継である、と個人的には強く思えますので、この両者の比較をすべきなのではないか?と考えました。
ということでざっくりとスペックの違いを見ていきましょう!
ZenFone5Z(ZS620KL) | ZenFone6(ZS630KL) | |
OS | Android 8.0 | Android 9.0 |
CPU |
Snapdragon845 オクタコアCPU(2.8GHz×4+1.8Ghz×4) |
Snapdragon855 オクタコアCPU(2.84Ghz×1+2.4Ghz×3+1.7Ghz×4) |
メモリ |
RAM:6GB、ROM:128GB microSDXC(最大2TB対応) |
RAM:6GB、ROM:128GB あるいは RAM:8GB、ROM256GB microSDXC(最大512GB対応) |
本体サイズ |
|
|
モニター |
6.2インチ(2,246 x 1,080) Super IPS+液晶 |
6.4インチ(2,340 x 1,080) IPS液晶 |
カメラ |
アウトカメラ1,200M+800M インカメラ800M(広角) |
アウトカメラ4,800M インカメラ1,300M(広角) |
バッテリー |
3,300mAh |
5,000mAh |
充電コネクタ |
USB Type-C |
USB Type-C |
認証システム |
顔認証、指紋認証 | 顔認証、指紋認証 |
防水・防塵 |
なし | なし |
おサイフケータイ |
なし | なし |
ハイレゾ |
あり | あり |
ワンセグ |
なし | なし |
端末代金(通販価格) |
7万円前後 |
6GB版で7万円前後、 8GB版で8万円前後 |
だいたいこんなところなのですが、ほんと、ふつーに使う分には5Zでも充分すぎるレベルです。
CPU性能は、スナドラ845から855になった、ということで、更に1割程度は動きがサクサクする、って感じにとらえて良いのかなーというレベルであろうと考えられます(845でも実際は超快適)。
フリップカメラが内蔵されている
ZenFone6のなにがスゲーか!という特筆すべきところは、ASUSの発表会でもだいぶ念入りにプレゼンされた(らしい?)『カメラ性能』に関してです、性能というか、これまでのスマホにはあまりなかったような斬新なスタイルであるとすら言えそうです。
背面にカメラレンズがあるのはどのスマホでもおんなじことですが、ZenFone6の場合はその背面のカメラレンズが、自撮りに切り替えたときに、スマホ本体の上部に登場し、クルリと回転し、こちらを向く、という仕様です!
技術的なことを書くのは省きます(というかよーわからん…)が、とりあえず、自撮りのクオリティがだいぶアップすることが期待できるそうです。
そして、このようにインカメを画面側に置かない設計にすることにより、ついに、スマホ本体の画面側部分が、すべて画面、ということになりました、フチもなければ、レンズ部分の切り欠きもない、本当にビューティフルな仕上がり…
バッテリー持ちが驚異的すぎる
ZenFone5Zは3,300mAhというバッテリー容量ですが、ZenFone6はぶっ飛んで5,000mAh。僕自身今、4,000mAhのスマホ使ってて、それでもバッテリー持ちが驚異的であり、大変満足しているのですが、それの更に上を行く…もう、充電器持ち歩いてカフェなどでわざわざつないだり、モバイルバッテリー持参で行動する必要もなくなるのでは?と考えられます(外泊ありの外出時にはさすがに厳しいかもですが)。
言うまでもなく急速充電に対応しており、残量なしになっても2時間ちょいで100%まで復活します。
どっちを買っても後悔はないが、ここまで来たらZenFone6がオススメな気がする
お値段が何万も違うのでしたら考えものですが、、MVNOで購入したい場合は、お値段があまりかわりません(といっても、そろそろZenFone5Zの取り扱いがあるのがIIJmioくらいかも)。
それだったら、楽しげなカメラが備わっていて、バッテリー持ちが圧勝なZenFone6を選択するほうが賢明であろう、と思えて仕方ありません。
ZenFone6を最安値で購入するには?
通販サイトやヤフオク、メルカリなどで本体を購入して、好きなSIMカードを挿して使うのもありですが、2019年8月下旬の、発売されたばかりの現状としては、それで金銭的に得することは難しいとは思います。
もしまだ格安SIMを使っていないという場合や、格安SIM内でMNPしてもいいかな?と思えるユーザーさんは、やはりMVNOで購入して、そのままSIMカードも契約したほうがお得になります。
以下に、価格帯の比較なんぞをまとめてみようかなと思います、税込み表記で記載することにしましたが、もうまもなく消費税が10%になるんですよね…その時このページはリライトすべき、か…面倒くさい。。
Amazon価格
RAM6GB、ROM128GB版、日本正規代理店品で75,818円(税込み)、となっております(2019年8月下旬の段階)。2020年11月下旬現在では”ほぼ新品”という説明で67,800円(送料込み)などとなっています(残り1点、とも)。やはり2020年にはZenFone7が登場していますし、在庫は減っている現状が伺えます。
MVNOでのセット販売は終了している
OCNモバイルやIIJ、エキサイトモバイルなどなど、ZenFone6の取り扱いをしている会社は多かったのですが、2019年内にほぼほぼ発売を終了(在庫切れ)を越していた現状がありました。。
ということで、どうしてもZenFone6を使いたい場合には、Amazonだったり、メルカリやヤフオクといった個人売買サービスを使うよりほかにはなさそうです。
ちなみに2020年モデルのZenFone7やZenFone7 Proは通販のみならず、MVNOでの取り扱いもまだまだあったりします。ASUSの製品を使ってみたい人で、そこそこのハイスペックが良いと思う人で、かと言ってROGPHONEは敷居が高い…と感じる人はZenFone7を探してみると良いかもしれません。
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