ついに!
HTCからのハイスペックモデルなSIMフリースマホがMVNOからも発売が決定しました!
厳密に言えば、HTCの『U11 life』というSIMフリースマホはすでに楽天モバイルで発売されていたりしますし、Ymobileから発売されているOneシリーズもHTC製品だったりはしますが…
冒頭で「ついに!」と声を大にして言ってみましたのは、繰り返しになりますがハイスペックモデルが3キャリア以外からもセット購入が可能になった、というMVNOの歴史の中でも個人的には画期的なことだったからです。MVNO=格安SIM、格安スマホ=下位スペック端末のみの取り扱い、というイメージが少し変わるのでは…!?という期待感です(^o^)
ASUSやHuaweiなどからはiPhoneにも対抗できるようなハイスペックなSIMフリースマホはMVNOでの取り扱いが2017年頃よりチラホラ登場しておりましたが、HTCという、スマホ文化を支えて来たであろう人気メーカーからも、2018年夏、MVNOでの取り扱いがついになのです( ;∀;)
それが『U12+』と、昨年すでに国内ではauなどから発売されていた『U11』です、『HTV33』というau独自の商品名で発売されている端末になります。
ゆーじゅうにぷらす、ユートゥエルブプラス、などと発音するのでしょうか。
Contents
HTCのU12+とU11の違いをざっくり比較
U12ではなく、U12+なのですね、、「じゃあU12もあるのか??」と思いきや、どうもそれらしいモノが見つかりませんので、U12はU12+なのかな??という認識です。
2018年=U12+、では、U11は?というと、2017年モデルなのです、そして、U11とU11+の2つが存在するという現実(゚∀゚)!
どうしてこう、覚えにくい感じのネーミングにしてしまうのでしょうかねスマホ業界って…
U11が2017年5月発売、日本国内では6月以降に夏モデルとして発売されたものであり、U11+というのは同年11月に海外では発売されていましたが、日本のスマホ事業者の中では取り扱いがありません。
いやもちろん通販とかでは買えるんですけどね…
U11とU11+の比較をしたところで、基本的には日本向けにカスタマイズされたU11+はなかろうと思いますので省略します(ベゼルレスデザインっていう大きな違いが実はありますが…)。
U12+とU11のスペックの違い
主要なスペックを表で比較してみますと、
U12+ | U11 | |
OS | Android 8.0 | Android 7.1.1(8.0アプデは可能) |
CPU | Snapdragon845(SDM845) オクタコア(4x2.6GHz+4x1.7GHz) |
Snapdragon835(MSM8998) オクタコア(4x2.36~2.45GHz+4x1.9GHz) |
メモリ | RAM:6GB、ROM:128GB microSDXC (最大256GBまで) |
RAM:4GB、ROM:64GB microSDXC (最大200GBまで) |
モニター | 6インチ(18:9) WQHD+(2880×1440) |
5.5インチ(16:9) WQHD(2560×1440) |
カメラ | アウトカメラ1,200M+1,600M(デュアル) インカメ800M+800M(デュアル) |
アウトカメラ1,200M インカメ800M |
バッテリー | 3,500mAh | 3,000mAh |
充電コネクタ | USB Type-C | USB Type-C |
防水・防塵 | IP68 | IP67 |
もう、率直に言って、なにもかもがアップグレードされた、という印象しかありません。
U12+が存在する現在、U11を買う理由があるとすれば、値段が安く手に入るから、ということしかないような気が…
と言っても、U11も充分に優れた端末であることは先に付け加えて置きます、2018年現在でも相当なパフォーマンスを発揮してくれるスマホです。
が、どうしても2018年現在主流、マストな『デュアルカメラ』という部分と、『縦長18:9のスリム画面、ベゼルレスデザイン』という項目をU12+でクリアしているということを考えると、最先端なものがいい!というユーザーさんにとってはU12+にあっさり軍配が上がることになると思います(ボクもそうなります…)。
背面カメラ(アウトカメラ)のみならず、インカメ(自撮りカメラ)までもデュアルレンズになっているという、まさに最先端なカメラ技術。
ベゼルレスなスマホになったこともU12+の特徴
よりベゼルレスなデザイン、要するに「フチ無し」なデザイン、それにより可能になった横幅のサイズダウン(U11より2.1mmほどスリム)、そして画面の圧倒的なインチアップ感はU12+ならではの特権というか、HTCのスマホがようやくマイナーチェンジからフルモデルチェンジした!とすら個人的には思えるような、大きなグレードアップだと感じました。
余談ですが、液晶テレビも地デジ化が進み、出回り始めた頃はずいぶんとフチがありましたっけね…それが今や画面そのものがテレビ!というデザインになって久しいですよね、スマホもそれと同じ運命をたどっているというか、もうそうなりますと、一旦フチなしデザインの画面のスマホになれると、フチありデザインのスマホは見づらいし使いづらいし、ぱっと見で古臭く感じてしまい、テンションもちょっと落ちてしまいますね(´・_・`)
ここからは余談っちゃ余談になりますが、「より」と冒頭に書きましたのは、完全なベゼルレスデザインではない、という意味でもあります。
まるでスマホ保護シートのような『切り欠き』があります、これを『ノッチ』と呼ぶようです。
有名どころで言えば、iPhone X(10)からこの『ノッチ』ありのベゼルレスに近いデザインが採用され、Androidスマホもどこのメーカーも続々とこのノッチスマホを採用してきており、HTCも例外ではなく、U12+からノッチディスプレイデザインを採用した、ということになります。
余談の余談になりますが、完全なるベゼルレスデザインなスマホは今のところ中華スマホのDoogeeというメーカーの『MIX4』という端末が完全なるフチなしスマホです(ただしなんとびっくりスライド式!)。
ベンチマークテストの結果
ベンチマークと言えば有名な『AnTuTu』で、U11(スナドラ835)は170,000スコア、U12+(スナドラ845)は255,000、という情報がネット上にはチラホラ。
YouTubeではiPhoneXとU12+とでアプリ起動、操作までのスピードテストをしているものもアップロードされており、やや劣る、あるいは勝る部分もある、という結果が紹介されたりしています(海外の動画ですが)。
まぁもうつまり、U12+は2018年夏現在、地球最高峰のAndroid端末、と言っても過言ではないと思いますよもう…
と、ここまではU12+をひらすら賛美してみました、本当に素晴らしい端末です。
しかし、ちょいちょい書きましたがU11も相当な優れた端末であります。
U11とU12+の共通項目も結構ある
すべてを挙げるのは難しいのですが、高速充電が可能であるということや、ハイレゾ音源を楽しめるということ、エッジセンス対応であるということ、それにおサイフケータイも利用可能であるということ、などなど…
ボクが現在使っているHTC10(HTV32)は2016年モデル、つまりU11の一個前の、これもまた優れたスマホなのですが、デュアルレンズなんかあるわけもないし、画面はフチがありますし、おサイフケータイも防水も防塵もありませぬ( ;∀;)笑
「CPUの処理能力が優れてさえいれば、あとはカメラとか、ワイド画面とかどうでもいい」
という人にとってはU11の購入がオススメにもなってきます。
といってもau版やSoftbank版のU11ではなく、もっとお安く買えるMVNOがあるのです、ようやくそこそこ本題に入れそうな感じになってまいりました。
あとU11も16:9ですし5.5インチもありますので、そこそこのワイド感は充分にあるんですよ!
U12+が買えるMVNOは?
HP上でまっさきに先陣切って発売予告をしていた感があるのは『IIJmio(あいあいじぇいみお)』、そして『楽天モバイル』かな~という印象。
IIJmioは7月26日発売スタート、楽天モバイルは7月29日に店頭でのみ販売スタート、という具合です。
他にもNifMoやLinksMate(7月25日発売)というMVNOでも取り扱いがスタートします(^o^)
こういうMVNOブログを書いているくせに、LinksMateというMVNOが初耳だったという、、なんという自分自身の恥ずかしさ…
ちょっとU12+が買えるMVNO、どこで買うべきなのか、という詳細はまた別のページに書いてみようと思います(すでに3,500文字をここまでで超えましたので、別ページに書きます…)。

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