LINE MOBILE(ラインモバイル)はその名の通り、あの『LINE』の運営元が提供している格安SIMカードだけあり、気になっている人も多かろうと思います。
2018年からは本田翼さんが可愛らしいダンスをしているテレビCMもされており、ますます知名度並びに注目度に貢献しているとも思われます(筆者もその1人であり、2020年にはついに契約しました笑)。
そんなLINEモバイルについてですが、他社の格安SIMよりも選ぶべきであるメリットの大きそうなユーザーさんを挙げてみようと思います。
LINEモバイルの格安SIMの特徴とは?
LINEモバイルの料金表をまとめ!
まずはザックリとプランごとの料金比較をしてみます。

()内のデータ量は、月間に快適に使用出来る容量のことです。
コミュニケーションフリー | LINEフリー | MUSIC+ | |
データ通信SIM | 販売なし | 500円(1GB) | 販売なし |
データ通信とSMS |
1,110円(3GB) 1,640円(5GB) 2,300円(7GB) 2,640円(10GB) |
620円(1GB) |
1,810円(3GB) 2,140円(5GB) 2,700円(7GB) 2,940円(10GB) |
音声通話付きSIM |
1,690円(3GB) 2,220円(5GB) 2,880円(7GB) 3,220円(10GB) |
1,200円(1GB) |
2,390円(3GB) 2,720円(5GB) 3,280円(7GB) 3,520円(10GB) |
ニーズに合わせたプランが用意されている
LINEモバイルではプランはざっくりと3つほど提供されております(2019年現在確認)。
はじめに言っておけることは、LINEモバイルという名称だけあって、LINEの利用に関してはデータを消費しない、ということが唯一無二の格安SIMではなかろうか?という点です。
スマホ=LINE、というくらいの人も多いでしょうし、そのよく使うLINEの際にデータ消費をしないで済むということはメリットそのものではないでしょうか!
チャットのみならず、音声通話も、なんとビデオ通話までもがデータ消費しない対象となります。
さすがに、LINEニュースなどに貼られている外部サイトへのリンクを踏んだ場合はデータを消費しますので、そこだけは注意が必要です。
“コミュニケーションフリー”というプランとは?
もっともベーシックなプランと言えそうな特徴が多いです。まずデータ量を3GB、5GB、7GB、10GBの中から選べるという点、そして、LINEの利用でデータを消費しないということにとどまらず、TwitterとFacebookとInstagramの利用時にもデータを消費しません!ただしライブストリーミング配信の閲覧にはデータを消費しちゃいますので、そこは注意が必要です。
”LINEフリー”プランとは?
2つ目は月間1GBという少なめなデータ容量ではあるものの、LINEの使用時にはデータ容量を消費しないで済むという特徴をもつこのプランです。
「1GBで足りるわけない…」という人が大半かもしれませんが、同時に月間で実は1GB前後しかデータ量を使わないというスマホユーザーも多かったりします。そんなニーズに答えてくれており、しかも料金は1,200円/月ということで、月額400円も節約することが出来るのは地味に嬉しいものです。
”MUSIC+”というプランとは?
3つ目がLINE Musicのユーザーにはありがたい『MUSIC+(ミュージックプラス)』というプランです、LINEや主要SNSの他、LINE MUSIC利用時にもデータを消費しませんので、気にせずにダウンロードができちゃいます(^o^)
まとめると
LINE | LINEMUSIC | ||||
LINEフリープラン | ○ | × | × | × | × |
コミュニケーションフリープラン | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
MUSIC+プラン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
こんな感じですね(o・ω・o)
なんと言っても、カウントフリー機能が特別なオプションの申し込みの必要もなく最初から設定されているということの功績が大きいのがLINEモバイルの評価すべき点です。そういった理由からも、ご家庭などでWi-Fi環境のないスマホユーザーの人にはLINEモバイルは他社MVNOよりもオススメ出来る場合が多そうです。
準備中
【LINEモバイルのカウントフリーについての解説記事】
リンク:準備中
docomo回線とau回線とSoftbank回線の3つから選べる
基本的にはdocomo回線系を提供しているMVNOが多く、ついでau系、Softbank系となっておりますが、LINEモバイルでは3キャリアすべての回線の中からユーザーが選択して契約をすることが出来ます。
ややマニアックなお話にはなりますが、個人的にはいわゆる中華圏向けのSIMフリースマホを購入した際に、対応している周波数のBandがSoftbank回線にのみ対応していたことがあり、Softbank回線にせざるを得ず…そんな中LINEモバイルの存在に気づき、救われました(T_T)
Softbank回線を取り扱っているMVNOの中で、最安値はLINEモバイルだったのです、ただし月間1GBではありますが…それでも個人的には充分だったので即決いたしました。
LINEモバイルの格安SIMを契約すべきメリットの大きい人とは?
更にもう少しいくつかピックアップしてみます。
スマホの通信速度に不満がある方にもオススメ
これは厳密に言えば2016年頃の速度測定のデータですが、LINEモバイルの通信速度は通常混み合うとされるランチタイム時でも2桁の通信速度を保つ、という判定結果を多くのサイト情報で見かけることができました(ランチタイムは多くは1Mbpsを下回る時間帯です)。
もちろん夜の20時前後でもやはり2桁の速度を保ったまま、というデータもありますので、今後はどうなるかは不明確ではありますが、通信速度に定評があるということもLINEモバイルのメリットと言えそうです。
LINEの友だち追加でのID検索が可能
これが、案外大きなメリットになってくるかなぁと思えます。
18歳以上のスマホユーザーならばLINEで友だち追加をしたい時にID検索が可能、と思いきや、実はそれが出来るのは3キャリア(docomo、au、Softbank)、そしてY!mobile(ワイモバイル)だけがその権限を有している現状です(2019年11月末現在も継続中)。
成人しているのに、格安スマホにした途端にID追加出来なくなった…という格安SIMのユーザーはかなり多そうです。
どこの格安SIMの公式ページを見ても、その事が注意事項にデカデカとは書かれていない現状…
そんなわけで、『どうしてもLINEのID検索を使いたい成人の皆様』は、LINEモバイルのSIMカードにする事でそれが可能となりますので、メリットが大きいと言えそうです。
ちなみにPC版LINEを持っていれば、ID検索での友だち追加は可能です。
あとは裏技的に3キャリアやワイモバを保有している知人友人、あるいはご家族などからSIMカードを一旦借りて…などという方法で、LINEのID検索問題が回避出来る場合があります。
LINEのアカウントがもうひとつ欲しい人にもオススメ
2台持ちとして、LINE専用の端末としてのLINEモバイルのSIMカードの選択もオススメできます。
”LINEフリープラン”のSMSなし、つまりデータプランはなんと620円という大変お安い月額料金です。
LINEアカウントの作成と言えば電話番号によるいわゆる『SMS認証』なのですが、LINEモバイル公式の質問ページを熟読しますと、SMSなしのデータSIMでもLINEアカウントの作成が可能だと言うのです、ちょっとビックリ!
手順としては、スマホ端末のWi-Fi接続設定を必ずオフにしてからLINEアカウントの作成を行う、ということのようです。
こうすることで通常登場するハズのSMS認証をスキップできるそうです。
もうちょっと掘り下げると、データSIMで契約をしても、電話番号は振り分けられた状態でデータSIMが届く、ということです。
これはPocket WiFi端末などの機器を契約した時にもよくある事でした、なぜか電話番号(070からの)が付与されたものでした(今はどうなんでしょうかね)。
データSIMパッケージの台紙にシールか印刷で電話番号が書いてあると思いますので、それを使います、が、前述したとおりWi-Fiオフで行いますので、SMS認証はスキップされますので、そのまま確認ボタンを押して登録へ進むと良いです。
長くなりましたが、620円というほぼワンコインでLINE専用端末が作れて、しかもそのLINEはカウントフリー機能により、ビデオ通話含めて速度制限なしに使い放題!ということになりますので、LINEアカウントの2個目が欲しい場合には他社の格安SIMよりも、LINEモバイルを選択するほうがメリットが大きい、と言えるかと思います。
キャンペーンも時々行われる
結構長めなスパンでキャンペーンが開催されている特徴がある印象ですので、ご紹介します。
料金がお得になるキャンペーン
2019年8月23日より行われている『5ヶ月間半額キャンペーン』が最も最近では印象的です。
その名の通り、契約した月は600円(事務手数料は別途必要)、次の2ヶ月目~5ヶ月目までの間は、月額料金が半額になる、というシンプルでありながら恩恵が大きい内容となっています。
終了日が書いていないのですが、これはいつまでやるのか…なかなか予測が付きませんが、少なくとも春くらいまではやっているハズだ!と個人的には思います(春は繁忙期なハズ)。
GOGO!2020!
2020年になるので、2,020円のキャッシュバック?と思いきや、なんと「GOGO」のほうを採用したようで…5,050円相当のLINE Pay残高か、スタンプなどの購入にも使えるLINEポイントが5,050円相当プレゼントしてもらえる、という内容になっています。
LINEフリープランではNGなことと、音声通話SIMでの契約である、ということが条件である他に、ウェブ申し込みをする、ということも条件になってきます。
その申し込み画面にて、キャンペーンコードを入力する、という形になりまして、LINE Payのプレゼントが良いという場合は『PB52』、LINEポイントが良いという場合は『LN52』と入力(コピペ)すると付与の適用となります。
このキャンペーンは2019年の12月20日よりスタートしており、終了予定日の記載がありません、、おそらく2月中もやっているでしょうし、あわよくば春先くらいまでやっていてほしいものですね(・Д・`)
Softbank回線を低予算で運用した人にもオススメ
少々マニアックですが、国内版ではないSIMフリースマホの中には、DOCOMO回線やau回線がうまく拾えないのに、Softbank回線の場合はいける、という事例も存在します。
その典型例がASUSのROGPHONE2の”テンセント版”という、中国メーカーとの合作的な端末になります(筆者愛用中)。
そんな中でSoftbank回線が必要になったのですが、どこよりもお安いSoftbank回線プランが用意されているのがラインモバイルなのでした。。
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